溝口公認会計士事務所ブログ

京都市在住、大阪を中心に活動している公認会計士です。日頃の業務の中で気になったことを書いています。

2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

会計の数字はどこまで客観的なのか? 【売上に関する会計ルール】

javascript:void(0) http://www.nikkei.com/paper/article/?ng=DGKKZO96528020V20C16A1DTA000 『日本の会計基準を作る企業会計基準委員会(ASBJ)は、2月に売上高の計上に関する新しい基準(収益認識基準)への意見公募を始める。国際会計基準(IFR…

事業部制とカンパニー制の違いって何? 【パナソニックの例】

www.nikkei.com 『パナソニックが2017年3月期から、事業部に資本効率の改善を促す独自の制度を導入する。各事業部が一つの企業のように資本金を増減できるようにする。現場に資本コストを意識させ、会社全体の資本効率の改善につなげる狙いだ。』 パナソニ…

繰延税金資産のルール変更が利益を振り回す!?

zasshi.news.yahoo.co.jp 『2015年12月28日、企業会計基準委員会(ASBJ)は、「繰延税金資産」を計上する際の”回収可能性”について、指針を公表した。』 細かい内容は横において、これが会社の決算(利益)にどういう影響があるかというと、 『繰延税金資産の…

M&Aに向き合う姿勢 【日本電産 永守社長の例】

www.nikkei.com 『2015年は世界のM&A(合併・買収)の総額が500兆円を超え、過去最高となった。日本企業の海外M&Aも初めて10兆円の大台を突破。』 決して景気が回復したといえない国内市場をかんがみれば、今後もこの傾向は続くだろう。一方で、 『優…